ありんこパパです。
大学院受験に向け、準備中です。
この大学院受験。試験はもちろん日本語。研究計画書などの提出物や筆記試験など論理力をもろに要求される。ありんこパパがもっとも苦手とする分野だ。日本語についてはよく先輩にもいじられるときがある。例えば、雑談のときなど皆の前で自分の意見を述べているときに「マジわからん。誰かありんこパパを通訳して。」と言われる始末。
ありがたいことにいつもまわりに通訳である友人や同僚がいる。通訳である友人はありんこパパが言いたいことをその場のレベルに翻訳してくれ、その場では打ち解けあえる(気がする。)一方で問題なのが、通訳がいない初見での接触だ。初見でありんこパパに接するのは皆さん苦手なようだ。よって、ありんこパパもなるべく誤解を招かないように発言は控えてしまっている。
とはいえ、論理力を図られる大学院試験はそんな状態では望めない。
では、どう学術的な論理力を培っていけるのか。
でもその前に考える事がある。
論理力というそもそも高尚なアウトプットをする前に、インプット、つまりは自分の発信する言葉を論理的に発する前の読解力を求められる。ここではその読解力と論理力を高める方法をとある本から引用したい。
そもそもありんこパパは、自身のコミュニケーションをいつもの人(家族だったり、友人だったり、同僚だったり)といつものタイミングで行う。そうなると、コミュニケーションの方法は固定化した方法に定着しやすいし、多少齟齬があっても周りがそのボールを拾おうとしてくれる。つまりは、ストライクゾーンでもないカーブでもフォークでも一応は捕球しようとはしてくれる。受け取り手にストレスはかかると思うが。
大学試験ではそうはいかない。相手は名のある言語のプロ、知識人だ。その入り口になんとかひっかかるためには、インプットである読解力とアウトプットである論理力をその業界レベルで鍛えていく必要がある。
とあるトレーニングを紹介したい。
その素材が「日経新聞」だ。日経新聞の中の経済教室という半ページにわたり平日に書かれているコラムだ。ジャンルは日経らしく、ビジネス、マーケット、経済、国際と幅広い。とっかかりにくいと思いがちだが、意外とテーマは最近だと南海トラフ、氷河期世代のスキルアップなど中間世代の一般的な教養でも読める内容もある。当然、トランプ関税や中台問題など関心の輪の外だと内容把握は時間がかかる。話を戻して、その経済教室をつかってトレーニングだ。
・経済教室を読む。このとき後述するポイントは見ないように隠しておく。
・要約を500文字程度で書いてみる。
・答え合わせをあらかじめ書かれているポイント3行の箇条書きと見比べる。
→自身の書いた要約にポイントで示されたキーワードが盛り込まれていればOKとする。
これをやれば、学者など知識人が書く経済・ビジネスの文章を読み取る力がつき、また要約する論理力も身に着けることが出来る。
ありんこパパも早速挑戦中だ。ただし、やはり難しい。そもそも要約の前に読み切ることに疲れる。それだけ活字を読んでいない証拠だ。
でもなぜ、こんなにも活字を苦手とするのか。普段のインプットを振り返る。
多くはながら動作(食事や移動中、洗い物などの家事など)で動画か音声で視聴する。しかも2倍速である。
一方、活字もハイライトされたSNSやブログが大半。流し読みする。
また、業務に関する資料などは読み込むもののそもそもバックグランドがあるので、どちらかというとスキャンニングをしている状態。そう、いまのありんこパパは、結局はタイパ重視でだれかの主張を精読をしていないのだ。
かつ今回の素材は、自身の守備範囲にない遠い世界。読むのが辛い。
一記事読んで、まとめてみた。そして詰みあがる古新聞をみて思う。
これは日本語の修行だ。
よかったら、皆さんもやってみてください。
肯定的に暇なありんこパパも今月中に5月分の記事に挑戦してみます。
Regards,
ありんこパパ