Dear hanakuso man、
ありんこパパです。
昔、ある癖で自己嫌悪に陥るくらい悩んでいた癖がある。それは、つい人が見ていないと鼻をほじってしまう。トイレに入った時、事務所に誰もいないとき、部屋で一人の時、車の運転中(誰もいないとき)・・・、とにかく周りに誰もいなくなるとすぐに手が鼻の穴に伸びてしまう。それが子どもの時からだったので、実はちょっぴり鼻の穴が大きい。鼻をほじってしまうのは、それは鼻がつまっているからだ。なぜ、つまるのかそれはアレルギー性鼻炎である。もうこればかりは、治らない。小学生のときの耳鼻科検診で必ずアレルギー性鼻炎と診断され、オレンジのような紙を持って帰っていた。最初の頃は母も耳鼻科へ連れて行ってくれたのを覚えている。そこで、鼻洗浄。帰りには点鼻薬をもらうのだ。でも、一向に治らず。慢性鼻炎状態だ。そして、学生の時になぜ鼻がつまりやすいのかわかった。パイロットの試験をうけるとき、航空身体検査というのをうける。当時はアレルギー反応も不合格の原因で、花粉症でかつ目が悪い自分はひたすらブルベリーを飲んでいった。そして、もう一つ。アレルギーの検査をするとき、自分の鼻の通り道がせまいのを知った。鼻中隔湾曲症だ。左右のどちらかの鼻の通り道が悪く、結果すぐに鼻づまりを起こす。そこに乾燥もするので、すぐに大量の鼻くそができあがる。なので、周りに人がいないときはすぐにほじってたような気がする。一生懸命に。。
そんなとき、息子の遺伝した鼻の病気を調べているときに八重洲にある鼻のクリニックという大きな病院をしった。そこで、改めて診断をうけたとき鼻中隔湾曲症でありつつも、手術で治ることを知る。しかし、手術には何度も通う時間とそれにお金もかかる。その治療中の間は飛行機にも乗れないらしい。出張族の自分には荷が重い。そこでもう一つ薦められたのが、鼻洗浄だ。ノズル式の小さな手押しポンプに40度くらいのお湯をいれ、塩分を混ぜる。そして、片側ずつ鼻の中を洗浄していく。始めは塩分の量を間違え、またお湯が鼻の奥にささり痛かった。しかし、やり続けると鼻の中の乾燥した鼻くそがお湯に反応して溶け出し、鼻水となって輩出できるのだ。終わった後は、すっきりする。鼻がかるくなったので、当然鼻くそをほじる時間もへり。衛生的でまた、生産的である。今ではそのポンプを出張にも持参する。塩分は、食卓の塩の小さなビンにいれて持ち運ぶ。おかげで朝は歯磨きと同じくらい鼻洗浄が日課になっている。鼻が快適だと、一日快適に過ごせる。つまり、鼻くそほじりはコントロールできる。鼻くそをほじる人は、がまんできないくらいに鼻がつまり、そしてほじりモードにはいる。ただ、この鼻洗浄を日課にしていれば、その時間はぐっと減る。鼻をほじくりたい感情に出会えば、間違いなく鼻洗浄をお勧めする。
BR